疫学は集団への健康と疾患に影響を与える原因を追究する学問で、公衆衛生と予防医学への基礎と論理を人々に提供していて、ガンなどの疾患の危険性やそれらを治癒する最適な治療方針決定への実証的な医療として疫学は評価されています。例えば、「風邪を予防するためには手洗い・うがいをしましょう」というのも、疫学から導き出された公衆衛生と予防医学です。
疫学者の研究範囲としては、新たに発見された流行疾患のデータ収集と解析などによる調査研究、統計による疾患の原因や予防の仮説検定、それら研究によって導き出した内容の論文を作成、学術雑誌への投稿になどを行います。2009年現在流行している鶏インフルエンザに関しても、疫学者たちが上記の過程をたどって疾患の研究をしています。
疫学者は疫学だけではなく多くの学問分野を利用して研究を進めています。例えば、疾患プロセスへの理解を深めるために生物学を応用したり、危険因子の近因・遠因を解明するために社会学と哲学を利用したりと、実にさまざまです。
私たちの健康を保護してくれる疫学について、学んでいきましょう。